2003年2月6日(木)
マンションの品質低下と建築費高騰
年間200件以上の新築マンションの現場取材を続ける佐藤美紀夫氏によると、最近は一時取得者向けマンション(70㎡台で3500万円台前後)の品質低下が目立つそうです。……床スラブのコンクリート厚が2センチほど薄くなる。二重床二重天井から直床直天井へ。ショートスパンが増えた。間取りが単純化した。エレベーター基数が減った。24時間換気システムや床暖房を止める。等々。
中堅所得層向け中高層マンションの建築費はここ1年間で20%以上上昇し、それを吸収するためにレベルダウンを行っているとのことです。
これまでは住宅金融公庫の諸制度により建物レベルアップが進みました。「公庫がなくなってマンション不況が生じた時に、品質性能はどうなるか寒心に耐えない」とあります。(住宅金融月報2003.1月号)


