Categories:
  •  トップ
  • 不動産
  • 不動産賃貸
  • 不動産開発
  • 証券化
  • マイホーム
  • 金融
  • 保険
  • 相続
  • 税金
  • 海外
  • エトセトラ
Archives:
「マイホーム」






 
|
2004年12月23日(木)

首都圏新築マンションの収益力と資産価値

東京カンテイによるマンションPERは、マンション価格÷(月額賃料×12)。マンション価格4800万円で賃料月額20万円ならPERは20。利回りに置き換えると5%となります。つまり収益力の指標です。

不動産鑑定(住宅新報社発行)2004年12月号はこのマンションPERをつかって首都圏の新築マンションの収益力と資産価値を検討しています。

最も収益力が高いのはJR新宿駅のマンション。PER13.20で、利回りに置き換えると7.6%。二位は横浜市営地下鉄センター南駅、以下、東武伊勢崎線東向島駅、JR品川駅、東京地下鉄有楽町線新富町駅、京王線西調布駅。何の脈絡もなく見えますが、次のように分析されるとそれなりに納得できます。

まず、高価格高賃料により高収益になる駅。価格は高額だけど、それを上回って家賃が高いので高収益になります。例として六本木、四谷三丁目、目黒等の都心駅や山手線ターミナル隣接駅があげられています。ここは投資対象としては魅力的とあります。

次に低価格だけれども優良な賃料により高収益になる駅。価格が安いわりに都心に近く便利なために賃料が高くなる駅です。東向島や西調布は都心へのアクセスのよさ、センター南駅は横浜へのアクセスのよさです。通勤事情や立地など個人的条件に合致すればお買い得だとか。

最も収益力が低いのは京王線仙川駅。PER32.47で利回りにすると3.1%。次は京浜急行金沢文庫駅、以下、JR常磐線柏駅、西武池袋線大泉学園前駅、東急田園都市線青葉台駅。

まず、高価格だけれども賃料が低いので低収益になる駅。都心近くの環境のよい住宅地です。その多くは人気住宅地の城南城西地域で、よいイメージとブランドもあるので物件購入ニーズは高いけれど、借りるニーズはそれ程でもないということです。仙川や大泉学園でしょう。

次に、低価格低賃料で低収益になる駅。郊外に位置して交通利便性も不利な駅。物件購入ニーズやその地域の居住ニーズが限定されている市場です。そのために価格も賃料も高くなりません。例としてはJR東北本線久喜駅や東葉高速東葉勝田台駅、JR常磐線馬橋駅が上げられています。

|